さんまを通じた復興支援

大船渡市支援大船渡さんま祭り

東日本大震災の被災地である岩手県大船渡市の経済支援として大船渡市の主産物さんまを焼いて販売し売上金を大船渡市への見舞金として贈呈する活動です。

なぜ大船渡市支援なのか?

 大船渡市はサンマの水揚げ量 が本州ではトップを誇っています。
落語『目黒のさんま』にちなんで毎秋目黒区で開催されるサンマ祭り(気仙沼市・宮古市)がTVニュースでとりあげられることが多く、世間的にはサンマの本場=気仙沼!のようなイメージが強いことに危機感を持った大船渡市が始めたキャンペーンの一角ということになります。

 

前述の危機感から大船渡市では2009年から東京タワーを会場に東京タワーの高さにちなんで3333匹のサンマを焼いて無料で配布するイベントを開催してきました。 

 

2016年には世界初の『さんま焼き師』の制度を作るなどして名産物サンマのアピールに努めたが、それでも目黒のサンマに勝てないと悩んでいました。

 

 

 そんな頃大船渡市役所の企画課長(当時)であった新沼氏は若いころに自治大学校で席を並べていた友人=入間市の市川課長(当時、現在は福祉部長)に旧友として協力を依頼しました。市川課長はちょうどその時期に入間市内で復興支援入間まごころの会の立ち上げの情報を聞き及び私栗原マロンに話を持ち掛けてくれたことから入間市での『大船渡市支援大船渡さんま祭り』がスタートすることになりました。

ユニークな『さんま焼き師』制度

大船渡市では同市内及び近隣地域での『さんま祭り』を開催するだけではなく前述のように2009年からは『東京タワーさんま祭り』を開催していますが、そこで活躍するスタッフのほとんどが実は日頃は大船渡市観光物産協会や市役所で働いているサラーリーマンであって、必ずしも『さんまのプロ』ではありません。そこで彼らが自らのスキルアップと大船渡市の知名度アップに寄与するために考え出したのが『さんま焼き師』制度です。

 

商工会議所の職員として長く特産品さんまの普及活動に携わり自ら研鑽をかさねていた田端隆志さんを『師範』として、さんまについて生物学的な知識、調理面の知識、水産業の知識、さらに大船渡市そのものに関する知識まで網羅した資料を作成し、実技・座学ともに充実した『さんま焼き師養成講座』を実施するとになりました。毎年7月前半の土日2日間を使って土曜日の午後に漁港の岸壁にドラム缶コンロを20台くらい並べて田端師範の説明を聞きながらの実技講座、一泊して翌日午前中は漁港ビルの中の大会議室で座学と筆記試験を行っています。


波及効果

2017年にはじめて参加した入間市万燈まつりでの活動の様子がその日のうちにNHKニュースで放映されるとそれを見た所沢市の『あかね保育園』の園長先生からお電話をいただき、同保育園では日頃から季節ごとに旬の食材を提供しての食育教育に力を入れているので、せっかくならば被災地支援にもつながる焼きサンマの提供をというありがたいお言葉でした。その後あかね保育園系列の3園で毎年提供させていただけるようになりました。


さんま祭りの開催ご希望はこちらへ!

復興支援入間まごころの会 栗原マロン正明

 

◇住所:

 〒358-0054 入間市野田1134-46  復興支援入間まごころの会 宛て

◇電話番号: 

 080-5444-9500

◇メールアドレス: 

 neko3kuhirime@yahoo.co.jp

 

大規模イベントから、自治会・会社の慰労会などに秋の味覚・さんまはいかがでしょうか!?
(最低:100匹~)